くすりの説明書とおくすり手帳

あなただけの「おくすりの記録」

人は一生にどのくらいの種類のおくすりを飲むのでしょうか?

おくすりの使い方はおくすりごとに本当にさまざまです。飲む量も時間も回数も違います。注意しなければならないことも違います。
たくさんおくすりを飲んでいればいるほど、服用方法を正しく守って飲まなければなりません。そのためには、今、自分がどんなおく すりをどんなふうに飲んでいるかという情報をいつも自分で持っていたいものです。

そして、残念なことに副作用のないおくすりはありません。
たとえ副作用が出てしまったおくすりがあっても、記録があればチェックすることがで きます。しかし、そのためには今まであなたの使ってきたおくすりの記録とこれから使うおくすりを記録することが必要なのです。

おくすり手帳の入手方法

院外処方せんによる調剤の際に保険薬局で希望すれば 「おくすり手帳」を作ってもらえます。おくすり手帳への記入は患者さんご自身でもでき ますが、疑問があるときや相互作用、副作用のチェックが必要だと考えられるときは、薬 剤師に依頼しましょう。ただし、その場合、若干の技術料をいただいています。
40歳以上の方が区市町村に申請すると「健康手帳」がもらえます。「健康手帳」にはおく すりについて記入できる欄がありますので、これを「おくすり手帳」として使用することもできます。