その他
Q: インスリンを投与されている子供のために、グルコースサプライを手に入れたいのですが、どうしたらよいでしょうか。
A: グルコースサプライは、学校で低血糖を起こした場合、アメやジュースでは他の生徒の手前、服用しにくいことやいじめの原因になるため、お菓子に見えない食品として大塚製薬(株)で販売しているものです。インスリン処方医には薬局から連絡しておきます。(1個当り20kcal)
Q: 幼稚園に通っている女の子の頭がかゆいというので、よく見ると"頭ジラミ"でした。いいお薬はありますか。
A: シラミ駆除医薬品・スミスリン(r)のシャンプータイプのものを使ってみて下さい。ご家族の方にも頭ジラミがいる可能性がありますので、みなさんで使って下さい。シラミの卵には効きにくいので、一度だけでなく3日に1度ずつ3~4回繰り返します。スイミングクラブや集団生活で移りやすいので、幼稚園等にも頭ジラミが発生したことを知らせてください。シーツや枕、タオルなど共用しないよう気を付けましょう。
Q: 孫が電池を飲んでしまった。どうしたらよいか。
A: 筑波の中毒110番に電話してみて下さい。また、医師の処置を受けてください。
Q: 店員が全員白衣を着ていて、だれが薬剤師かわからない。どうしたらわかるか。
A: 店員にはっきり聞いて下さい。
Q: 10月初めにかぜ薬を処方してもらった。また風邪をひいたので同じ処方箋で調剤してもらえないか。
A: 処方箋は1回しか使えません。再度、診療を受けてから別の処方箋をもらって下さい。
Q: 「スマートドラッグ」が週刊誌で話題になっているが、なにか。
A: いわゆる合法ドラッグといわれるもので、麻薬、覚せい剤などのように法律で所持等を禁止されている薬物ではないが、幸福感・快感等を高める目的で使用されるもので、最近マスメディアを中心に使われだした呼称です。
※主な商品
(1)「マジックマッシュルーム」強力な幻覚作用を持つキノコで、天然のLSDとも呼ばれている。これには、「サイロシビン」という幻覚成分が含まれ、成分自体は麻薬で所持や使用が禁じられている。日本では、植物から成分を抽出すると違法だが、植物自体は取締りの対象外である。
(2)「ペヨーテ」強力な幻覚作用を持つメスカリンを含有する植物(サボテン)である。成分のメスカリンは麻薬であり、所持や使用も禁止であるが、植物自体は取締りの対象外である。
(3)「○○エクスタシー」植物由来のガラナや、カバカバなどを含む健康食品の一種である。(○○の部分には、ハーバルとかナチュラルなど、具体的な商品名である。)"媚薬"として米国の若者向けの雑誌で紹介され、原宿のファンシーショップなどにも並び、ファッション感覚で購入する少女たちが続出するなど、日本(H.6~8)でもブームになった。また、類似品の『セクスタシー』という商品には、1粒中22.9mgの塩酸エフェドリンが検出され東京都で摘発されている。
(4)「RUSH」亜硝酸イソブチルで、本来、芳香剤などに使用されている化学物質である。
(5)「各種ハーブ」海外から輸入した各種ハーブ系の"いわゆる健康食品"や"栄養補助食品"で、この中には、覚せい剤原料のエフェドリンがとれる生薬のマオウが含まれているものもある。(含有されていれば薬事法違反)ハーブ類の乾燥した刻みをお茶として飲用する方法も、一部の若者の間で流行りだしている。
(6)「パーティードラック」「クラウド9」、「エクスフォリア」など種々の幸福感や快感を高める目的のドラッグ(健康食品)が米国などから入ってきている。基本的にはハーブ系ドラッグである。
Q: ダイエットテープを使うとやせることができるのですか。
A: テープを巻いたことでやせるというような効果は明らかになっていません。
Q: 塩分を取り過ぎている感じがする。簡単に測定できるものはないか。
A: 食塩の濃度を測定する尿中濃度測定用試験紙や、みそ汁・吸物用食塩濃度測定用試験紙があります。
Q: 介護に関する施設や制度の相談の窓口があれば教えてほしい。
A: 介護に関する施設や制度の相談は主に各区市町村の窓口か、福祉事務所で行っているが、住んでいる地域により制度が異なるので、直接窓口で聴くことをお勧めします。また、介護用品については、東京都の外郭団体で飯田橋庁舎13階にある、福祉機器総合センターに介護用品の展示や相談コーナーがあります。
※主な相談窓口
・介護用品の展示、相談福祉機器総合センター03-3235-8575
・障害者の相談心身障害者福祉センタ-_п@03-3203-6141
・児童の相談児童相談センター03-3208-1121
警視庁少年相談室03-3581-4321(5732~4)
・生活保護東京都福祉局生活福祉部保護課03-5320-4064
Q: 顔や頭にポツポツと赤い吹き出物がで、ステロイド軟膏と抗ヒスタミン剤で良くはなるが、また繰り返す。草津温泉に入ったら良くなると思うのだが。
A: 草津温泉は硫化水素を含む酸性明礬泉で皮膚病に効くといわれているので、試してみてもいいですが、無理して何度も入ったりせず、体調に注意して入浴してください。
Q: 昨年近医で血圧を測ったら148-95mmHgでやや高めといわれた。心配になったので大学病院で診てもらったら128-88mmHgで異常なしといわれた。最近、嫁が血圧計をプレゼントしてくれたのだが、それで測ったら110-78mmHgや160-100mmHgなど乱高下する。壊れていると思い片づけてしまった。自分の血圧はいったいいくらなのか分からなくなってしまったので、困っている。
A: 血圧は、ちょっとしたことですぐに10~20は高くなったり、低くなったりします。おそらく、近医の時はいつものように、早足で歩いた後すぐ測ったので高くなり、大学病院の時は、長く待ったあとで測ったので低めになり、自分で測ったときは、それぞれ測る前の状態が違っていたのだと思います。測る時間や条件を決め、一定になるようにすれば、本当の血圧値はいくらなのかはっきりします。測るほうの腕は、心臓と同じぐらいの高さにして測るといいでしょう。
Q: 使い捨てカイロを直接肌に張り付けて、「温感シップ」として使えるか。
A: いわゆる使い捨てカイロには、暖めるだけで薬効成分は含まれていません。かえって熱くなったカイロが長時間同じところに貼り付いていると、低温火傷をおこします。カイロはタオルなどで包んで使うようにし、直接肌に貼るのは絶対しないでください。時々当たっている所をめくって、火傷になっていないことを確かめてください。
Q: 紙おむつは何で固まるのですか。また、ゴミとして燃した場合ダイオキシンの発生はないですか。
A: 紙おむつは(1)紙わた、(2)ポリプロピレン(表裏、テープ部分)(3)ポリアクリル酸ソーダ(吸収ポリマー)でできています。また、燃した場合のダイオキシンの発生に関してのデータはないようです。
Q: 処方せんは、病院前の薬局以外でも調剤してもらえるか。
A: 「保険薬局」であればどこでも調剤を受けられます。
Q: 大学病院前の調剤薬局で調剤してもらうと時間待ちが長く、他の調剤薬局で調剤してもらえないか。
A: 特殊な薬剤は病院で調剤しなければならない場合があるが、そうでなければ、どこの保険薬局でも調剤は可能です。
Q: 地震に備えて、ポリタンクに水道水を溜めてある。何日もつか。
A: 水道水は、塩素消毒されています。その効果は、容器の口もとまでいっぱいに満たし、直射日光の当たらない場所に保管して、約3日です。
Q: 特に病気はないが、献血すると血が足りなくなるのでは。
A: 200ml献血と400ml献血がある。他に成分献血もある。事前に年齢、体重、血圧などチェックし、献血が可能かどうか確認しますから大丈夫です。
Q: 約1ヶ月下痢が治らない。何か悪い病気ではないか。
A: 心配な下痢と心配しなくてもいい下痢があります。発熱、痛み、血が混じるなどの症状がなければ、それほど心配いりません。水分と塩分を補給しながら、医師の治療を受けて下さい。仕事のストレスや、食事が不規則でその上かき込むような食べ方をしていれば、下痢を起こしても不思議はありません。日頃の食生活をもっと大切にして下さい。