化粧品について
Q: かぶれない化粧品はないか。
A: かぶれ易い人は、なるべく使用しないことです。どうしても使用するときは、パッチテストをして確認してください。
Q: 化粧品を使用したいが、アレルギーなどが心配なのですが。
A: 初めて使う化粧品の場合、二の腕の柔らかいところか、耳の後ろに塗ってみて異常がないことを確認してから使用するとよいでしょう。また、清潔な手で使用することや、皮膚に湿疹などがある場合には使用を避けることも大切です。
アレルギーテスト済と記載されていても、すべての人にアレルギーが起こらないというわけではありません。障害がでた場合は使用を中止し必要であれば早めに皮膚科を受診してください。
Q: アトピーがあり、なかなか自分に合う化粧品がなくて悩んでいます。アレルギーテスト済みと書いてある化粧品ならば大丈夫でしょうか。
A: アトピー病気と仲よく付き合っていくことが大切です。もし病院で治療を受けているのであれば自分で勝手に判断して使用しないことが大事です。化粧品にアレルギーテスト済みと書いてあるのは、すべての人に安全という意味で書いてあるわけではありません。
Q: アトピー性皮膚炎のため、刺激が少ないといわれる乳液を買った。使おうと思うがやはり心配。どうしたらよいか。
A: 腕などのごく一部に少量を塗ってみて様子をみるとよいでしょう。
Q: アメリカのニキビの薬を、しわのばしに効くと聞いて使用したら顔が赤くはれた。
A: 日本では許可になっていないので安全性は保証できません。
Q: シャンプーのしすぎが抜け毛の原因になるのですか。
A: 洗浄作用以外の働きで含まれている種々の成分が皮膚を刺激して、それが抜け毛の原因になる場合があります。
Q: スクラブ入りの洗顔クリームを使用していたら、顔が赤くなり、ひりひりしてきました。
A: よく落ちるといって顔をこすり、刺激を与えたのかもしれません。普通の洗顔剤に変えてみてください。
Q: ニキビができているが、その上にお化粧をしてもよいか。
A: なるべくしない方がよいと思います。1週間に1回位パックをするのも効果的です。
Q: フロンガスを使用しているヘアスプレーが残っている。使用しても体に悪くないか。
A: フロンガスは、人体には直接、悪い影響はありません。
Q: 化粧品を使ったら、発疹ができた。
A: その化粧品はやめて刺激の少ないものに変え、様子をみて下さい。
Q: 古いクレンジングクリームを使って肌がヒリヒリして、翌日肌がゴワゴワになりシワがかなりふえた。
A: 新しい化粧品を使った方がよいでしょう。
Q: 今まで使っていた化粧品で急にカブレたがどうしてか。続けて良いか。
A: 身体のコンディション等によってカブれる事もあるから、一応使用を中止して様子を見た方が良いでしょう。
Q: 長年使っていた化粧品で、最近肌が荒れるようになってきた。どうしたらいいか。
A: 体調に変化があったりすると荒れることもあります。しばらく化粧品を控えて、肌を休めてみるのもいいのではないでしょうか。
Q: 最近使いだしたオーデコロンで、発疹がでるようだが、そういう事例はあるのか。
A: 化粧品が肌にあわず、発疹がでることもあります。その場合は使用を中止して下さい。
Q: 雑誌にやせるクリームや石けんの記事が載っていましたが、本当にやせられるでしょうか。
A: クリームや石けんの効能は、肌をひきしめる、清浄に保つ、皮膚にうるおいを与えるなどの範囲であり、やせる効果は期待できません。
Q: いろいろな化粧品を使ってみたがシミが少しも取れないので、ビタミンCを服用してみたい。
A: 一度できてしまったシミはもとに戻すのはほとんど無理でしょう。直射日光に当たらないようにしたほうが良いと思います。
Q: 暫く使ってなかった化粧品を顔につけたらかぶれた。もったいないので手足につかいたいが大丈夫でしょうか。
A: 古い化粧品は保管が十分でないと変質している恐れがあるので使わないほうがいいでしょう。化粧品はなるべく日のあたらない涼しいところに保管し、清潔な手で使用して下さい。
Q: 朝シャンを5~6ヶ月続けているが、この頃フケが出始めた。
A: 朝、時間に余裕がないと充分なすすぎ洗いがされず、シャンプーが残り、一種のカブレを起こしているのではないでしょうか。充分なすすぎ洗いをするか、シャンプーを夜にすること。
Q: 皮膚が過敏なので、一般の化粧品を使うのは心配である。物足りないので香料入りの化粧品を使いたい。
A: 化粧品でかぶれる原因で一番大きいのは防腐剤や色素と言われています。これらを使用している場合、商品に表示することになっています。化粧品は使用し始める前に、腕の内側など皮膚の薄く柔らかなところにサンプルを少量塗って半日~1日様子をみて、赤くなったり痒くなったりしないことを確かめてからご使用下さい。赤くなったり、痒くなったりするときは、表示されている成分を記録しておき、これから使う化粧品にそれらの成分が入っていないことを確かめて下さい。