Vol.3088
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かがやけ薬剤師！
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■生涯学習委員会からのお知らせ■■■
『認知症初期集中支援チームに参加しました』
認知症初期集中支援チームとは、複数の専門職が家族の訴え等により認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族を訪問し、アセスメント、家族支援などの初期の支援を包括的、集中的（おおむね6ヶ月）に行い、自立生活のサポートを行うチームのこと。複数の専門職には薬剤師の記載はなく、「等」でまとめられています。
今回、在宅介護支援センターの認知症コーディネーターから声がかかり参加することになりました。対象者は独居で物とられ妄想が強くなり、訪問診療と在支職員の訪問以外が中止になった方です。毎月5職種と市職員1名の6名で会議を開催。初回は在支職員と2名で訪問し顔合わせのみ。数回の訪問ののち薬学的管理ができるようになりました。また、ご本人と話をする中でうれしそうな顔をする話題も共有しました。
6ヶ月を経て、ケアマネが関わることができ、通常の介護保険で対応できるようになりました。チーム医療の重要性を実感することができた事例でした。
薬剤師の認知症対応力向上は期待されており、必要性も増してきています。東京都薬剤師会生涯学習委員会では「認知症サポート薬剤師」を目指すe-ラーニング講座を構築しています。まだ見たことがない方は一度覗いてみてください。特に、患者ご本人が語っている講座は貴重な体験になると思います。
認知症サポート薬剤師e-ラーニング講座：
https://www.toyaku.or.jp/improvement/progress/dementia-support.html
