在宅医療の支援
団塊の世代が75歳以上となる2025年、2013年に比べて、
- 75歳以上の人口
全国=620万人増加して2,179万人(人口比18.1%)
東京都=60万人増加して198万人 - 日常生活自立度Ⅱ(日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られるが、誰かが注意していれば自立できる)以上の65歳以上の認知症高齢者数
全国=130万人増えて470万人 - 要介護(要支援~要介護5)の認定者数
全国=350万人増えて910万人
東京都=18万人増えて70万人 - がん・心疾患・脳血管疾患・肺炎で死亡する高齢者も増加
と予測され、国民の医療や介護の需要がさらに増加することが見込まれています。こうした背景を受けて、重度な要介護状態となっても、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・住まい・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が急がれています。この地域包括システムでの医療とは「在宅医療」が中心で、地域における医療・介護の関係機関が連携して、包括的かつ継続的に提供されることが必要です。
当会では、在宅訪問薬剤管理業務の普及を図るため、在宅訪問薬剤管理実施薬局リストの地区での作成を支援するとともにホームページに実施薬局検索サイトを公開しています。