Vol.3081

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■学術委員会からのお知らせ■■■
『フィジカルアセスメントの研修会』
令和5年度の第1回臨床薬学講座では、「薬剤師に必要なフィジカルアセスメントの考え方と実践」をテーマに開催されました。
この研修会では、知識だけではなく実習を行い、基本技術を偏りなく習得し、その手技を用い、薬の適正使用、副作用と関連づけて学びました。
今回の実習では2人1組で脈拍測定、聴診器を使った血圧測定、呼吸音の聴診、浮腫についての基礎手技を習得しました。応用演習ではグループで患者シナリオをもとに在宅患者から何を情報収集するか検討し、疾患シミュレーターとロールプレイによるフィジカルアセスメントを実施、患者情報の評価、問題点の対処法の提案、情報伝達について検討しました。各グループからの発表後、リソースの解説が行われました。
フィジカルアセスメントを行うことで医薬品の副作用の防止・早期発見、医薬品の適正化、患者の状態把握を医師・看護師にフィードバックすることで最適な治療が出来るのではないでしょうか。
第2回臨床薬学講座は、3月に「褥瘡」をテーマに「基本的な「褥瘡」ケアを体験しよう―在宅医療で役立つ「褥瘡」の病態と薬剤・被覆材の選び方―」の開催を予定しております。詳細につきましては、改めてご案内いたします。