Vol.3067

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   かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・GLP-1製剤、不適切処方で適応外使用  東大病院の臨床研修医2人、「リベルサス」で。


■【ラーメンマン】の投稿記事■■■
『ケアマネさんってすごいです』
昨日、新規在宅が1件入りました。
92歳と86歳のご夫婦。

ご主人は足が痛くて、奥さんは腰が痛くて、その結果受診することができなくなり、薬だけ処方依頼して、しっかりとした治療を受けられずに長期間経過してしまった方です。

医師の訪問開始と同時に、薬局も介入することになりました。

 

訪問診療が始まった背景には、ケアマネさんの尽力がありました。

というのも、ご主人は昔ながらの頑固なお方。

「自分のことは自分が一番わかっている」

「家のことを勝手にされたくない」(ヘルパー導入も困難)

医療や福祉サービスを拒絶されてきた典型的なタイプです。

初回訪問時、下肢は大腿くらいの太さにパンパンに膨れ上がっており、滲出液がでているほど。それに対して、ご自身で尿漏れシートを巻きつけて対処しているという。。。

 

そんな状態になるまで拒絶していた方が、どうして訪問診療を受け入れてくれたか。ケアマネさんが半年間かけて説得を続けてくれた成果でした。

介入が早ければ早いほど、より健康な状態で、ご家族との生活時間を長くできる。場合によっては重症化を防ぐことで医療費抑制にもつながる。早期介入というのは、とても重要だと、改めて認識しました。

私が在宅訪問で関わっている方には、同様にケアマネさんが根気よく説得された結果、訪問診療を受け入れていただけた方がたくさんいます。

 

そこに薬局はもっと貢献できるのではないかとも、強く感じました。

薬局での啓蒙活動、地域への発信など、できることはたくさんあります。

もっと積極的に、薬剤師の訪問管理指導について伝えていこうと思います。

 

熱心なケアマネさんから、パワーをもらえた1日でした。


それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。