Vol.3030

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■TOPICS■■■
・自民党の「HPVワクチン推進議員連盟」(田村憲久会長)は25日の総会で、HPVワクチンの男性への定期接種化に向け、政府への要望書をまとめた。


■【冲永薬局 榎本 剛】の投稿記事■■■
『医療用医薬品広告の謎 (1)』
実務実習中に、

「医療用医薬品は一般向けに広告を出してはいけない。」

という事を説明していました。

その証拠として、ネットで医療用医薬品の検索をかけると、医療従事者かどうか聞いてくる画面が出ます。

ん?

こりゃなんじゃ?

まつ毛美容の広告に、一般用まつ毛育毛剤のグラッシュビスタに並んで、緑内障治療薬のビマトプロスト点眼剤の広告が出ている。

有効成分と濃度は両者一緒ですが、もちろんビマトプロスト点眼剤は、緑内障治療薬であり、まつ毛育毛の適用はありません。

これってどうなの?

しかも広告主は、美容クリニックを名乗っています。

医師が受診後に処方し、グラッシュビスタのコースとグラッシュビスタより安いコースでビマトプロストを提供しているようです。

ま、医師が診察して、処方する分には保険適応外として何ら問題はないと思われますが、それをネットで広告したら一般の人が、自分に処方されたビマトプロストをまつ毛に塗ったりする危険性がありません?

「薬あるところに薬剤師あり。」

ちょっと調査してみました。

続く


それでは、今日も一日頑張りましょう!