Vol.3004
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かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・厚労省の医薬品審査管理課長は緊急避妊薬販売の試験的運用に向けて「薬局と産婦人科医の連携が重要」であること、「『私から医師に一言、言っておきましょうか』や『手紙を書いておきましょうか』といったところまで専門家としての連携が求められている」と強調した。
■【しばやん】の投稿記事■■■
『プライバシー保護』
先日患者様からのクレームでいろいろ考えさせられました。
「お薬をもらうとき、病名や体調や薬についていろいろ話をされるが、周りに聞こえてしまうと思うと不快。何か規定に違反しているのではないか?」
自分の薬を待っている間、他の患者様への投薬が聴こえたからなのでしょう。
むしろ今までさほどクレームを受けなかったのが不思議なくらいで、きっと我慢している方もたくさんいるのでしょう。
このクレームには2つの側面があると思いました。
(1) 薬局でそんなに聞く必要ないだろ(聴くこと自体がプライバシーの侵害だ)
(2) 構造上違反しているのでは?
(1)については我々薬剤師の任務が患者様に理解されていない、ということなんだと思います。
医薬品の安全使用と適正使用のための指導は我々の任務ですから、むしろ今まで以上にもっと頑張らないといけません。(調剤管理料や服薬管理指導料も取れなくなっちゃいますし・・・。)
(2)については、薬局は歴史的にOTCから派生しているので、設置基準はカウンター越しでの対応を容認しています。
完全プライバシー保護を打ち出されたら多くの薬局が調剤できなくなってしまうのも事実。
謝罪しつつ、いろいろ事情はお伝えしましたが、多くは薬局側の都合なんですよね。
どうしたらもっと患者様に寄り添えるのかしら・・・?と知恵を絞って1つだけ出せた結論が、
「オンライン服薬指導の活用」です。
距離という概念が無くなって便利な点が強調されがちですが、実はプライバシー保護の観点でもとっても優秀なんです!
プライバシーを気にされる方がいらっしゃたら、ぜひ積極的にオンライン服薬指導を勧めてみてください。
それでは、今日も一日頑張りましょう!