Vol.2993
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かがやけ薬剤師!
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■実務実習委員会からのお知らせ■■■
『より質の高い実務実習を目指して!』
より質の高い実務実習を目指すには、問題解決型の実習を検討すると良いと言われています。
問題解決型とは、正解のない課題を議論することで、問題解決へのアプローチ方法を学生自身が身につけることです。学生の問題解決能力を育むには、薬情に基づいた薬の説明をただ何十回とさせるといった実習ではできません。同じ疾病であっても患者の症例は様々。症例は少なくても、個々の症例に深く関わることで、複合的な疾病や様々な患者背景などを考慮して、患者にとって何が必要で何が問題なのかを判断させ、その患者の為に何ができるのかを考えさせることが重要となります。
方略としては、実習期間中に繰り返し来局される患者を担当させると良いかもしれません。きっとそれが将来の「地域住民から信頼されるかかりつけ薬剤師」を育む第一歩となるはずです。
それでは、今日も良い一日を!