Vol.2984

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   かがやけ薬剤師!
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■TOPICS■■■
・新型コロナウイルス陽性ドナーからの臓器移植は安全
全米臓器あっせん団体53カ所においてNAT陽性ドナー617人から提供された臓器を特定した。


■【サミー】の投稿記事■■■
『有事の対応』

皆さん医薬品の供給不足にどう対応しておりますか?
薬剤師法第一条にもあるように薬剤師は医薬品の供給に携わる仕事もしています。
ちょっと前から振り返ってみましょう。
ビタミンDが不足した時は活性型VD3が作れない方(透析を含む腎臓疾患など)に最優先され骨粗鬆症の方は他剤へ切り替えて対応していた方も多かったと記憶しています。
それでも供給不足になったらを想定して考えていました。必要な方には大きい規格を隔日投与で使う提案や粉にして乳糖で賦形するのもありかなと思ってました。
VD3は脂溶性なので飲んだ分だけ吸収されるので上記の事が可能かなと思ってます。
さて最近では新型コロナ第9波の影響で鎮咳去痰薬が品薄になりどこの薬局でもご苦労されていると思います。幸い当薬局は一包化も多くバラ品を取っていることもありバラ品での案内をする事もあります。バラ品はヒート品より競争率が低いのか入荷することもあります(もともとバラ品の実績があるからでしょうけども)。
発熱の対応する際は咳の度合い痰の絡みの確認をしています。全く症状ないのに薬を出す医師もいるため処方削除してもらい本当に必要な方にまわす事と、処方医に今の現状を知ってもらい意識して頂くよう心掛けております。
また近隣の数カ所の医療機関には毎日ホワイトボードで"本日のお品書き"のような感じで処方の段階で止められるようにもしています。
こんな状況でも医薬品供給に尽力を注いでいる薬剤師の評価をもっと見て頂きたいなと思います。

それでは、今日も一日頑張りましょう!