◆◆ くすりの履歴書 おくすり手帳 ◆◆
◆◆おくすりを正しく、安全に服用するために“おくすり手帳”を持ちましょう。
お年寄りはたくさんおくすりを飲んでいます。おくすりごとに飲む時間や1日の服用回数、気を付けなければならないことが違います。それを全部覚えることはなかなかむずかしいことです。
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保険薬局では「薬歴」といって患者さんのおくすりの記録を作ってきました。また、おくすりの効果や副作用が書いてある「薬剤情報提供書」も差し上げてきました。しかし、患者さんにもご自分の使ってきたおくすりの歴史をお持ちになっていただきたいと考えています。
そこでひとりひとりの患者さんに「おくすり手帳」をお作りするようにしています。 |
◆◆おくすり手帳の利用法
おくすり手帳によって医師、薬剤師、看護師、ホームヘルパーなど介護に関わる人たちがおくすりの情報を共有できます。おくすり手帳を持っていることを伝えて見てもらいましょう。
治療に当たる医師は必ずしもひとりとは限りません。どの医師がどんなおくすりを処方しているのかを医師も知る必要があるのです。
おくすりの量や副作用、おくすりとおくすりの飲み合わせなどをチェックするのが薬剤師の仕事ですが、薬局が違うとなかなか情報を共有できません。どの薬局に行ってもおくすりのチェックが受けられるように手帳に飲んでいるおくすりの名前を書いておいてもらいましょう。 |
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