◆◆ 海外の状況 ◆◆
◆◆ 海外における高病原性鳥インフルエンザの流行について
これまで、以下の国において、高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたため、当該地域へ渡航される方は一般的なインフルエンザの予防に心がけるとともに、生きた鳥等を販売している市場等には立ち入らないように、厚生労働省は注意喚起を図ってきました。
特に、ベトナムの南部では、過去1週間に高病原性鳥インフルエンザに5名が感染(現在までのところ2名が死亡した)との専門家によるホームページで掲載された情報を把握したため、生きた鳥等を販売している市場や養鶏場等鳥が飼育されている地域には、不必要に立ち入らないようにするとともに、ベトナムから帰国時に健康の異常を認めた場合、検疫所に相談してください。
また、人への感染が確認されていない国においても、感染した鳥との密接な接触等により人への感染の可能性は否定できませんので同様な注意が必要です。
昨年5月以降も高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されている国
(平成17年1月7日現在)
インドネシア、カンボジア、タイ※、中国、ベトナム※、マレーシア
※ 昨年の冬以降、人への感染が確認された国 |
(参考)
一般的なインフルエンザの予防方法 |
(1) |
旅行前の注意
出発前から体調が悪いと抵抗力が落ちることから、出発前から体調を整えることは病気の予防にも大切なことです。 |
(2) |
旅行中の注意
体調に不安がある場合は、人混みや繁華街への外出は控えましょう。
また、外出時にはマスクを利用したり、宿泊先では加湿器などを使って適度な湿度を保ちましょう。うがい、手洗いは、かぜの予防と併せておすすめします。 |
(3) |
旅行後の注意
海外旅行から戻って、発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強く、併せて普通の風邪と同様、のどの痛み、鼻汁などの症状があれば早めに医療機関を受診してください。 |
食品安全委員会・厚生労働省・農林水産省・環境省「国民の皆様へ」
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