◆◆ お年寄りの身体とくすり ◆◆
◆◆ 介護を必要とするお年寄りは増えていきます
そして、お年寄りの多くが薬を飲んでいます。そのくすりについてみなさんはどのくらい知識をもっているでしょうか?
毎日、なにげなく飲んでいるくすりをもう一度点検してみましょう。
◆◆ お年寄りの肝臓や腎臓は、若いときに比べるとだいぶ弱っています。
服用したくすりは尿や便に混じってだんだん身体の外へ出ていきます。そのとき大切な働きをする肝臓や腎臓がよく働かなくなるとくすりが効きすぎたり、副作用が出たりします。
お年寄りがくすりとじょうずにつきあっていくには、効果だけではなく副作用をチェックすることがとても大切です。
◆◆ 介護を受けるようになっても、なるべく自分のことは自分ですることが大切です。
でも、手先の感覚が鈍くなったり、力が入らずシートからくすりが出しにくいこともあるようです。少しでもくすりを飲みやすくする工夫をしてみましょう
◆◆ お水を飲もうとすると口からこぼれてしまう。
飲みこみがうまくできない。嚥下障害はくすりを飲むことをむずかしくしています。もう点滴しかないのでしょうか?くすりの形や飲み方をちょっと変えるだけで服薬が楽になることもあります。
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